ernst@hatenablog

Konstanz als Heimatstadt

新住民へのサービス


日本ではあまり見られませんが,コンスタンツ市では,新たに住民登録した新住民全員にクーポン冊子が配布されます。以前に住民登録したときは,市役所で登録したらその場でもらっていましたが,今回は(冊子の改訂のタイミングだったせいか)イースター以降に市のマーケティングセンターに取りに行くしくみになっていました。
今回もらってみて最も驚いたのはその厚さです。以前はそんなに厚くなかったのですが,今回のものは幅が1cm以上あり,かなり重たくなっています。この冊子の特徴は,コンスタンツ市と隣接するスイスのクロイツリンゲン市のお店等のクーポン券も入っていることですが,以前はほぼ半々だったのが,今回のものではコンスタンツ市が大半で,クロイツリンゲン市はごくわずかになっていました。
以前から含まれていたものとして,市街地の中心にある本屋さんにあるカフェでのコーヒー一杯無料券や,市の博物館の無料入場券,マイナウ島の無料入場券,市のプール・温泉施設の無料入場券などがあり,これらは今回も含まれていました。新たに含まれていたものとしては,いくつかのスーパーマーケット・ホームセンター・ドラッグストアの割引券(1割引・5ユーロ引き券など),市バスの1週間無料乗車券,西南ドイツ交響楽団の無料入場券などがありました。
以前からそうだったのですが,このクーポン券は冊子ごと提示してクーポンを店員に切ってもらわなければならず,クーポン券だけ持っていっても無料にはなりません。重量感が増している中でこれを丸ごと持っていくのは大変ですが(特に市バスの無料乗車を使おうとすると1週間携帯しておく必要があります),以前よりも全体として物価が高くなっている中での無料・割引はとてもありがたいサービスです。