ernst@hatenablog

Konstanz als Heimatstadt

これからずっと閉鎖?

ドイツの大学では,1日働く人だけでなく,半日働く人も比較的多くいます(1/4日の人もいるようです)。各講座の助手や秘書は,おおむね半日の扱いになっており,それによって雇用する人を増やすことができています。ドイツの通常の大学の法学部では,秘書1人(半日分)+助手2人が標準だと言われており,この助手ポスト2つを半日に分けて4人を雇っていることが多いです。
このほか,一般事務部門でも半日のポストが多くあるようで,そのために困るのが,重要な窓口が午前中しか空いていないという現象です。例えばいろいろな支払いを行う窓口(Unikasse)や,事務用品等の受取を行う窓口(Büromaterial)は,いずれも半日しか空いておらず,午後に行くと閉まっています。このうち事務用品窓口には,今回滞在したときにはこのような説明書きが加わっており,午前中も閉鎖されていました。

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「事務用品倉庫は今からすぐ永遠に閉鎖します」
秘書に確認したところ,この窓口も大学の総合窓口(Infopunkt)に移管したため,そちらで取り扱うようになったとのことで,窓口自体がなくなったわけではないようでした。確かに,昔は保健室(Uniarzt)が分かりにくい場所にあったり,事務部門が散在していたりしましたが,最近では管理部門はバス停の近くに,学生部門は図書館の前に集約される傾向にあり,これもまた事務集約のひとつなのだろうと思いました。