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Konstanz als Heimatstadt

巨大化したクリスマスマーケット

コンスタンツでは,昨日(11月30日)からクリスマスマーケットが始まりました。

クリスマスマーケット

ドイツ語圏で伝統的に開かれてきたクリスマスマーケットは,おおむね12月初旬(待降節付近)からクリスマスまでの1ヶ月程度開催されます。この時期は,通常ドイツに滞在できるタイミングではないので,コンスタンツのクリスマスマーケットを見ることができたのは,長期滞在していた2009・2010年以来3回目です。
その時と比べると,その規模の大きさに驚かされます。かつてはコンスタンツのクリスマスマーケットは,ボーデン湖沿いの港から中心市街地にかけてのわずかな区間に出店されており,お世辞にもドイツの風情を感じるものではありませんでした。そこで,本格的なクリスマスマーケットを体験したいなら,シュツットガルトやチューリッヒ,あるいはニュールンベルクなどに行く必要がありました。
しかしここ数年でコンスタンツのクリスマスマーケットは巨大化したとのことで,現在では中心市街地の中心部のMarktstätteから港までの区間だけではなく,ボーデン湖沿いに南北にも広がっており,体感的にはかつての3倍くらいの規模です。出店している店も多様で,クリスマスの装飾品だけではなく,服や靴なども売られていました。案内してくれた助手の話では,バーデン・ヴュルテンベルク州では現在,シュツットガルトに次ぐ規模だということでした。
たしかに,初日となった昨日は雪混じりの雨で,気温も低く,コンディションは悪かったにもかかわらず,非常に大勢の客が訪れていました。シュツットガルトまで行くのでなければ,もう他の都市のクリスマスマーケットを見る必要はなさそうです。