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Konstanz als Heimatstadt

エコ・フレンドリータウン再建

八幡西区陣原の市有地にある複合商業施設「エコ・フレンドリータウン」の運営会社が経営破たんし,市が借地料などを回収できなくなっている問題で,北九州市は28日,商業棟6棟のうちの1棟を,温浴施設などを経営している「リジョイス」(小倉北区)が購入したと発表した。同社はこの日,市と市有地の定期借地契約を結んだ。ほかの5棟は既に別の会社が購入し,市と市有地の定期借地契約を締結しており,これでタウンの全施設について担い手が決まった。
区画整理課によると,リジョイスが購入したのは,温浴施設が入居していた鉄骨平屋の棟で,床面積約1350平方メートル。定期借地の対象は,この棟が立つ約4850平方メートルで,借地料は月額約80万円。期間は2021年まで。
ジョイスは現在,市内2か所で温浴施設を経営しており,今回購入した棟でも,4月下旬をめどに温浴施設の営業再開を目指す。
タウンの運営会社で06年10月に経営破たんした不動産会社「セット」に対する市の未収金は,借地料や下水道料金など計約1億5000万円に上っている。
タウンについては,01年の開業当初から,市のごみ焼却場「皇后崎(こうがさき)工場」の余熱を活用した冷暖房方式を採用。しかし「使用料が割高」などの理由で入居テナントの同意が得られなかったため,2月から停止し,市のエコ構想が頓挫した格好になっている。

読売新聞の昨日付記事(地域面)からです(ネット上では記事タイトルが間違っているようです)。しばらく閉鎖状態が続いていたエコ・フレンドリータウンでしたが,ようやく新しい担い手が決まったようです。黒崎のコムシティについても市などが債権放棄して新しい担い手に引き継いだようで,これでようやく施設の再開に向けての道筋が付きました。