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Konstanz als Heimatstadt

中心市街地基本計画案

北九州市は28日,法改正に伴い策定を進めていた中心市街地活性化基本計画案の概要を発表した。一つの市に小倉と黒崎の2地区の計画を盛り込んだ全国でも数少ないケース。今後,国と協議を重ね,市民から意見を募集した上で4月中旬までに認定申請する予定。
計画案は,今後5年間に官民が一体になって中心市街地活性化に取り組むアクションプラン。集客力が低下している市街地の活性化に向け,5年後の達成を目指す数値目標を設定した。
計画区域と事業数は,小倉地区がJR小倉駅を中心にした約380ヘクタールで,79事業▽黒崎地区がJR黒崎駅南側を中心にした約70ヘクタールで,42事業。認定を受けると,国の補助金や融資,税制面などで優遇される。
発表に先立ち,市から計画案に対する意見具申を求められた中心市街地活性化協議会の小倉地区会長,重渕雅敏・北九州商工会議所会頭と黒崎地区会長の中村眞人・同副会頭が市役所を訪れ,北橋健治市長に「おおむね妥当」とする意見書を手渡した。【木村雄峰】〔北九州版〕

毎日新聞の昨日付記事からです。計画案はパブリック・コメントに付されており,ここで読めます。例えば黒崎の市街地整備事業としては,ふれあい通り・宿場通り(旧・安川通り)の整備,旧九州厚生年金病院跡地の文化施設整備,撥川の黒崎地域部分の整備といった,従来からの懸案事項がほとんど盛り込まれています。