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Konstanz als Heimatstadt

西鉄高速バス縮小

西日本鉄道(福岡市)は2日,不採算路線リストラの一環として,福岡−松山など高速バス計4路線から4月1日付で撤退すると発表した。景気低迷や高速道路の料金割引の影響で,需要が減ったのが主な要因。
撤退路線はほかに,北九州−熊本,北九州−長崎,北九州空港−折尾・黒崎(北九州市)。いずれの路線も伊予鉄道松山市)など他社との共同運行で,西鉄が撤退した後,各社が単独で運行するか検討中という。
西鉄は1月,バス利用客の減少に伴う収益悪化に対応するため3月以降,一般路線と高速バスの計114路線を廃止または減便する計画を発表。今回の4路線も含まれていた。

Izaの昨日付記事からです。
撤退路線のうち3本は北九州市を始発とする路線でした。とくに北九州空港線は,八幡西区と北九州空港を結ぶ唯一の公共交通機関であるため,市営バスも撤退することになると北九州空港へのアクセスは非常に悪くなります(他方,乗客が少なかったことも事実であり,運行を継続するにしてもバスの大きさを小さいものにするなどの工夫は必要だろうと思います)。
また減便路線も合わせて発表になりました。北九州市福岡空港を結ぶ高速バスが前回のダイヤ改正に続いてさらに減便となり,かつての1時間2本からほぼ1時間1本になってしまいました。利便性の低下でますますバス利用者が減るのではないかという気もします。