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Konstanz als Heimatstadt

Wohnung? Hotel?

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新たなホテル
コンスタンツ大学のゲストハウスがあるSeerhein地区は,ライン北岸にあり,もとは工場等が立ち並んでいました。再開発によって高級住宅街(集合住宅)が出来上がり,既存の住民とのコンフリクトが生じてきたのは以前にも取り上げたことがあります。
そのSeerhein地区の最新の建物が完成していました。建設されたのはホテルでした。コンスタンツではとくに夏の時期に観光需要が大きく,その割にはホテルが少ないため,夏のホテルはとりにくく,かつ価格も高騰しています。ホテルができたことで,こうした観光需要をある程度受け止めることができるようになるかも知れません。
他方で,コンスタンツでは以前から住居が不足しています。小規模の割に大学もあり,町の規模に比して賃料は高めです。そこで,再開発の際には居住スペースを確保することが意図されていました。観光需要を優先させるべきか,居住者の利便を向上させるべきかという問いは,京都などの観光都市と共通の難しい課題です。