ernst@hatenablog

Konstanz als Heimatstadt

自動販売機と治安

バスチケットの自動販売機
日本ではありふれているのに海外に行くとあまり見かけないものの代表例の一つが自動販売機です。日本ではあらゆる自動販売機があると言っても過言ではありません。しかも現金で買えるのが普通です。
ドイツは他のヨーロッパ諸国と比べると自動販売機がある方だと思います。コンスタンツでもときどきジュースの自動販売機(日本と異なりガラス瓶に入ったものを売っているのが普通です)があります。ジュースの自動販売機が設置されているのは,もともと治安がよいコンスタンツの中でも特に治安が良さそうな住宅地であることが多いです。逆に中心市街地ではほとんど自動販売機はありません。駅には切符の自動販売機がありますが,有人のカウンターの近くに設置されている(常時誰かがいるところに設置されている)自動販売機は現金でも買えるのに対し,ホームに設置されている自動販売機ではカード(クレジットカードまたは銀行のECカード)でしか買えません。バスのチケットの自動販売機はどこに設置されているものでも現金が使えますが,これはそもそも金額が小さいからなのかもしれません。
現金決済可能な自動販売機には現金が入っているのが普通です。そう考えると,自動販売機が設置できる場所は治安が相当よいところでなければならないことになります。昨今は節電との関係で目の敵にされている感もある日本の自動販売機ですが,海外から見れば治安の良さの象徴とも言えます。